レヴェナント 蘇り者

2016年のオスカーで作品賞は逃したものの、監督賞と主演男優賞など4部門を獲得した映画です。

内容はアメリカの西部開拓時代を描いた歴史というよりもアドベンチャーにイリャニトゥ監督独特の宗教観というか生死観のような少しスピリチュアル的な要素がブレンドされた大作に仕上がっています。

インセプション以来5年ぶりのディカプリオとトムハーディの共演、インセプションの時のトムハーディはどちらかと言えば3番手的なポジションから美味しいところを持って行った感のしないでもない印象がありましたが、あれからいくつも主演を重ねて往年の大スターであるディカプリオの相手役(悪役)をこれでもかという具合に演じています。

さておき、やはりこの映画の話題はどうしてもディカプリオがついにオスカー主演男優賞を獲った、ということに頭がいってしまいます。ギルバートグレイプで若干19歳にしてオスカー助演男優賞にノミネート。その後、少しハリウッドで伸び悩みますが、現代版ロミオ+ジュリエットで人気に火がつき、よく年のタイタニックで大大大ブレイク。その後もバックパッカーの若者がタイで秘密の楽園を探して旅をするビーチといったかなりプログレッシブな映画にも出演したりと奮闘しますが、なかなかオスカーからはお呼びがかからず、2004年のアビエイターで主演男優にノミネート。かなり世界的にも衝撃を与えたブラックダイアモンドでも主演男優、そしてウルフオブウォール・ストリートでオスカー確実と思われたものの、賞はマシューへ。

しばらく俳優を休業するなんて噂もありましたが、前年のバードマンでオスカー作品賞を獲得したイリャニトゥ監督と組んで、今度は文句なしの主演男優賞獲得となりました。

さて肝心の映画はとなりますと、確かに引き込まれる内容ではありますが、とにかく主人公には苦難の連続で、、、。昔ながらの映画って感じがしますが、やっぱり作品賞はスポットライトで頷ける気もしないでもありませんでした。